宮城・山形の連携強化へネットワーク設立

 宮城、山形両県などでつくる宮城・山形未来創造会議は、両県の連携に取り組む団体などの交流を促す「みやぎ・やまがた連携ネットワーク」を設立した。活動の第1弾として12月18日、宮城県庁で交流会を開く。
 11日に仙台市であった仙山カレッジで、村井嘉浩知事が明らかにした。村井知事は「仙山交流に関わる団体はたくさんあるが、各団体間をつなぐ串のような役割がなかった」と意義を述べた。
 事務局の宮城県震災復興政策課によると、ネットワークには両県の連携や交流に関わる事業に取り組んでいるか、興味を持つ団体、個人が参加できる。
 第1回の交流会では、会員の活動紹介、懇談などを予定。会員同士の情報交換の場として、交流サイト「フェイスブック」も開設する。
 両県は2007年、連携の基本構想「みらい創造!MYハーモニープラン」を策定。仙台、山形両市や両県商工会議所連合会などを交えた未来創造会議が、フォーラム開催や女性交流会の支援などを展開している。
 ネットワークは会費不要。連絡先は宮城県震災復興政策課022(211)2409。

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