宮城・松島の味、ランチで堪能 11月から冬恒例の「三ツ星」

宮城県松島地区の8カ所のホテル、飲食店で11月1日、松島産や県産食材を生かした「松島三ツ星ランチ」が始まる。料理人が腕を競うランチは統一価格2500円。ちょっとぜいたくな昼食として女性の人気を集めている。
 2003年に始まったランチは、松島観光協会などが開く料理コンテストの入賞作品を提供している。メニューの試食審査は19日に行われ、独創性や味、彩りなどから13作品に決まった。
 最優秀賞はホテル松島大観荘の佐藤純仁さん(34)のメニュー。松島産のカキ、アナゴ、イシガニなどを、グリルやパイ包みなど多様な調理法で仕上げた。デザートも福浦橋や五大堂をイメージしたケーキでまとめた。
 佐藤さんは「松島を訪れる、すべての年代の方をもてなせる献立を考えた」と話している。
 三ツ星ランチは毎年利用者が増え、昨季は約1万7000食が出た。来年2月までの期間中、ランチを3種類食べた人にホテルペア宿泊券などが当たるスタンプラリーもある。
 ランチは8店が、それぞれの料理人が作った入賞メニューを出す。連絡先は松島観光協会022(354)2618。

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