宮城・栗原市職員強盗致死で少年ら5人逮捕

 宮城県大崎市のスーパー駐車場で3月、同県栗原市の市職員、高橋政美さん(54)が遺体で発見された事件で、宮城県警捜査1課などは24日、強盗致死の疑いで同県加美町、無職、佐藤公達容疑者(21)と15~19歳の少年、少女4人の計5人を逮捕した。
 調べによると、佐藤容疑者らは3月17日午前3時から同6時25分ごろまでの間、同県大崎市古川のスーパー駐車場で、高橋さんの顔や頭を手で殴るなどして死亡させ、現金約1万4000円とキャッシュカードなどの入った財布を奪った疑い。
 高橋さんは同日午前6時半ごろ、駐車場で顔から血を流した状態でうつぶせで倒れていたのを発見された。顔の右半分を強打され、駐車場には高橋さんのワゴン車が鍵の着いた状態で止まっており、近くに高橋さんの腕時計や眼鏡が落ちていた。
 高橋さんは3月16日午後6時半ごろ、勤務していた栗原市の総合支所を退庁し、その後の足取りがつかめなかったことから、同課は高橋さんが接触した人物や、乗用車の走行経路などを捜査していた。

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