ニッカウヰスキー仙台工場(仙台市青葉区)の設立50周年記念レセプションが青葉区の仙台国際ホテルであった。出席者約70人は宮城峡蒸留所とニッカの歴史を振り返りつつ、ウイスキーの未来に思いをはせた。
同社の岸本健利社長は「仙台工場のウイスキーは国内外で高評価を得ている。今後も宮城県の地域経済に貢献したい」とあいさつした。
仙台工場は1969年操業で、モルト、グレーンといった複数の原酒を製造する世界でも珍しい総合蒸留工場。昨今のウイスキーブームによる原酒不足に対応し、2021年までに貯蔵庫を30年ぶりに新設する。