宮城県、上限5000人で催し人数制限を再延長 今月末まで

宮城県は31日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を県庁で開き、5000人としているイベント開催の人数上限を9月末まで再延長することを決めた。8月末までの期限を1カ月延長した政府方針に合わせた。期限延長は7月末に続き2回目。
 屋内、屋外ともに5000人以下とし、屋内は収容定員の半分以内とする制限を維持する。政府方針は感染状況に応じて目安の見直しもあり得るとしており、人数上限を9月途中で変更する可能性もある。
 会議では、感染防止対策を積極的に講じる施設をPRするポスターの掲示制度に「イベント」を追加することが報告された。宿泊施設や飲食店などに続く取り組みで、ポスターは色違いのスカイブルーがベース。
 掲示希望のイベント主催者や請負業者は県ホームページ(HP)から申し込む。入場時の管理や飛沫(ひまつ)拡散防止策など24項目を満たすとポスターのデータを入手できる。ポスターを掲示するイベントは県HPで紹介する。村井嘉浩知事は会議後の定例記者会見で「イベント運営者は非常に大変だが、もう少し辛抱してほしい」と話した。

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