新型コロナウイルスの感染拡大を受け、宮城県は8月5日正午に「みやぎBA.5対策強化宣言」を出しました。
宮城県の村井知事と仙台市の郡市長は、5日正午から、県庁で会見を開きました。
この中で、村井知事は「医療のひっ迫を踏まえて、できる限り社会経済活動を維持していく」と述べました。
「みやぎBA.5対策強化宣言」では、医療体制のひっ迫を抑えるため、高齢者や基礎疾患がある人に感染リスクが高い行動を控えることのほか、事業者にはテレワークの推進などを呼びかけています。
また、症状がある人が自宅で検査を行えるよう、重症化リスクがない場合は、無料で送られてくる抗原検査キットを利用することが盛り込まれています。
宣言の期間は8月5日から31日までです。
今回の宣言には、国の緊急事態宣言などとは異なり、行動制限は盛り込まれていません。