宮城県・三陸エリアで、サイクリングイベント「ツールド東北2013」開催

河北新報社とヤフーは11月3日、宮城県・三陸エリア(石巻市、女川町、南三陸町)にてサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」を開催する。
自転車で被災地の”今”を感じ、その記憶を未来に残す
同イベント開催は、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に開催。全国から募集した一般サイクリストに加え、プロの招待選手や自転車愛好家の著名人が参加する。イベント初年度となる本年は、順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走ることを目的としたファンライド形式となる。
コースは沿岸部を巡る設計とし、三陸の雄大な自然を感じながら被災地の現状を肌で感じることができる、約160km、約100km、約60kmからなる3コースを設定。レースへのエントリーはすでに締め切られているが、現地でのオプショナルバスツアーや、インターネットで参加ができる「バーチャルライド」、「ツール・ド・東北基金」への募金などで、参加が可能となる。
同イベントは、大会を10年程度継続することを目標に、今後は競技レースの組み込み、岩手県や福島県などの被災地にもステージを拡大した「東北」の大会として展開していくことを目指すとしている。詳細はオフィシャル・ホームページにて確認することができる。