宮城県人口6年連続減、229万36人 大河原など3市町は増

宮城県が発表した県内の推計人口年報(2021年10月1日現在)によると、総人口は229万36(男111万6569、女117万3467)で、前年同期より0・52%(1万1960人)減った。前年割れは6年連続。

 市部は194万6726人(前年同期比0・44%減)、町村部は34万3310人(0・98%減)。仙台市は109万7237人で、県全体の47・9%を占めた。

 増減率で上位の市町は表の通り。人口が増えたのは3市町のみで、増加数は仙台市533人、利府町55人、大河原町38人。

 人口が減ったのは32市町村。減少数が最も多かったのは石巻市の2068人。大崎市1327人、栗原市1282人、気仙沼市1229人、登米市1054人と続いた。

 県全体の人口動態は、自然増減が出生1万4100人、死亡2万5832人で1万1732人の減少。マイナスは17年連続。市町村で増えたのは富谷市(9人)だけだった。

 社会増減は転入10万3829人、転出10万4057人で228人の減少。転出超過は5年連続。市町村別では13市町で増え、22市町村で減った。

2022年3月22日 16:55

タイトルとURLをコピーしました