宮城県民向けの宿泊費割引 8月末まで最大1泊5000円

宮城県は7日、県民が県内に宿泊する旅行で1人当たり最大1泊5000円割引する「せんだい・みやぎ絆の宿キャンペーン」を始めた。新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込む観光需要を喚起し、県内の旅行会社と宿泊施設の利用を後押しする。
 キャンペーンに参加する旅行会社の商品を購入した場合、1人1泊につき宿泊費の2分の1(上限5000円)を割り引く。2泊以上の割引額は最大1万円。宿泊施設に直接予約を入れると、対象外となる。
 割引期間は8月31日までの宿泊を想定するが、約7万7000泊分の事業費がなくなり次第終了する。
 県は特設サイトを開設した。観光課の担当者は「今夏は地元に目を向ける県民が増えるだろう。宮城の良さを再認識してもらうことで、県内需要の回復につなげたい」と説明する。

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