宮城県産新米、県外へ出発 仙台貨物駅で初荷式

県外に販売する県産の新米の初荷式が8日、仙台市宮城野区のJR貨物仙台貨物ターミナル駅であった。仙台市周辺で収穫されたひとめぼれとササニシキ計429トンを載せた貨物列車が東京に向けて出発した。
 JR貨物東北支社や全農県本部、日本通運の関係者ら約30人が出席。テープカットやくす玉を割り、午後1時20分に隅田川駅(東京都荒川区)行きの第1便を送り出した。9日午前6時に同駅に到着し、1週間後には首都圏の店頭に並ぶ。
 9月15日現在の県内の作況指数は104で、5年連続の「やや良」。全農県本部運営委員会の三浦静也副会長は「例年になく光沢があり、粒ぞろいのきれいな米ができた。(県外の消費地に)安全、安心な米だということを伝えたい」と話した。

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