宮城県誕生150周年ロゴ決まる 古川工高の佐々木さん考案

2022年で誕生から150年を迎える宮城県は8日、記念事業や広報媒体などに使う記念ロゴマークを発表した。県内の高校生らを対象に案を募り、古川工高3年佐々木七海さん(18)のデザイン案を採用した。

 佐々木さんの作品は、仙台藩祖伊達政宗のかぶとの前立てに使われた三日月、仙台七夕祭りの吹き流しがモチーフ。「150」の背景に米どころを想起させる稲穂を据え、落ち着いた色合いで宮城の自然の豊かさを表現した。

 記念ロゴマークは、主に宣伝活動と記念事業で活用する。ホームページやパンフレットといった広報物、記念品などにも取り入れる。

 デザイン案は6~8月に募集し、148点の応募があった。優秀賞には宮城野高2年鹿野菜々子さん(17)、仙台城南高3年恩田琉聖さん(18)の案が選ばれた。県は誕生150年の節目に当たる来年2月16日、表彰式を行う予定。

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