宮城知事は貧乏神?マイク握った候補者連敗

村井嘉浩宮城県知事は11日の定例記者会見で、10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)と名取市長選で応援演説した候補がそろって落選したことに触れ、「もう私に応援を頼まない方がいい。貧乏神かもしれない」と話し、複雑な表情を浮かべた。
マイクを握ったのは、参院選に立候補した自民党現職の熊谷大氏(41)と、名取市長選で4選を目指した佐々木一十郎氏(66)。
「私がマイクを持っても選挙が優勢に進むわけではないと証明された」と強調した村井氏。選挙のたびに多く寄せられる応援要請をやんわりけん制した。
会見後には、熊谷氏を下し、4選を決めた民進党現職の桜井充氏(60)が当選あいさつで県庁を表敬訪問。「3期18年、国や県のために努力された結果」と たたえた村井氏に対し、桜井氏は「選挙戦の集会にすてきな応援メッセージを寄せてくれてありがとう」と皮肉交じりに応じた。

タイトルとURLをコピーしました