宮根誠司 アフラックの個人契約検討に、櫻井翔は「ジャニーズ事務所自体にいる意味がなくなってくる」

フリーアナウンサーの宮根誠司(59)が14日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。アフラック生命保険が、ジャニーズ事務所との広告契約を解除する方針を明らかにする一方で、2011年から同社の広告に起用している嵐の櫻井翔(41)について、櫻井個人との契約に変更することを検討していることについて言及した。

 同社は、スポニチアネックスの取材に対し、個人との契約に変更することを検討している理由について「所属タレントに非はない」と回答した。現時点では、櫻井翔を起用したCMは中止しており、再開のめどは「立っていない」と説明。「ただ、今後の契約の可能性として、櫻井翔様の活動の場が奪われないように、当社としても検討していきたい」と見解を示した。

 ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、各企業は、所属タレントを起用したCMの公開延期や、CMキャラクターの変更など対応に着手。スポンサー企業からは、性加害の事実に厳しい見方が相次いでいる。

 ジャニーズ事務所は13日、弁護士3人による「被害者救済委員会」を作り、補償受付窓口を開設することのほか、今後1年間、広告や番組などの出演料に関して全額を所属タレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らないと発表している。

 宮根は、アフラックの検討について、「これは、櫻井さんと直接やりますと。ジャニーズ事務所は一切、出演料などはいただくことはありませんと言っている。櫻井さんはどうされるか分かりません」としたうえで、「櫻井さんが個人で受けるということになると、ジャニーズ事務所自体にいる意味がなくなってくるんですよ」と指摘。「櫻井さんが会社を持ってらっしゃるのか、個人事業主なのか僕は知りませんけど、櫻井さんとアフラックが直接、契約をすると、ジャニーズ事務所というものの存在がなくなる」とし、「これはある意味、ジャニーズ事務所は(出演料全額をタレント本人に支払うのは)1年と言ってますから、1年で(事務所は)変わる覚悟ですと。つまり1年間、タレントさんからお金(事務手数料)取りませんので、うちの事務所に安心していてくださいという、タレントさんへのメッセージだと思う」と自身の見解を話した。

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