今年創建1300年を迎えた古代の陸奥国府「多賀城」をほのかな光で表現するライトアップイベント「光の道ARTプロジェクト」が5日、宮城県多賀城市の国特別史跡「多賀城跡」で始まった。6日まで。
政庁跡や、復元された南門へ続くメイン道路「南大路」に市民ボランティアらが計約3000個の明かりを設置。東北の中心として栄えた、いにしえの多賀城の面影を浮かび上がらせた。1000年先へのメッセージが書かれたスカイランタン100個も宵闇の空に舞った。
市などでつくる多賀城創建1300年記念事業実行委員会の主催。担当者は「光で多賀城の過去と未来をイメージした。普段見る多賀城跡とまた違った夜の姿を楽しんでほしい」と話した。
午後6時半~8時半。入場無料。連絡先は市市民文化創造課022(368)2084。