家康と信長が見つめ合い…NHK大河演出に《ジャニーズ役者にやらせないで…》とファン悲鳴

5月7日に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」。作中では三方ヶ原の戦いが描かれたが、それと同時に家康と信長の密会シーンも描かれた。同シーンでは嵐の松本潤(39)演じる徳川家康が、元V6の岡田准一(42)演じる織田信長に援軍を要求するシーンが描かれたが、演出に対して視聴者からあらぬ声が上がっている。

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 当該シーンでは、家康と信長がまじまじと見つめ合う瞬間や、信長が家康の頬を親しみを込めつつつねる演出があったが、これらに対して視聴者から、《ジャニー喜多川の性加害問題があるのにジャニーズ役者にこういうのやらせないでほしい》といった声がツイッターに上がってしまったのだ。

 ジャニー喜多川氏といえば、松本と岡田の2人が所属するジャニーズ事務所の社長として長年芸能界に君臨し、2019年に死去。そのジャニー氏をめぐっては3月に英テレビ局のBBCが本人による所属タレントへの性加害疑惑を報じたことは記憶に新しいが、「信長と家康の関係が主君と部下である」「男性同士の仲睦まじい様子が描かれている」「演者が共にジャニーズ事務所所属である」という点から、当該シーンを見ることによってジャニー氏に関する疑惑を連想してしまうというのだ。

 同様の声は4月23日の放送に対しても上がっていた。この日の放送では信長がやはり親しさの表現として家康の耳に噛みつくシーンがあったため、やはりツイッターには《信長に色々やられる家康がジャニー氏にやられる所属タレントにしか見えん》といった声が上がってしまっていたのだ。

 もちろん、松本と岡田の2人がジャニーズ事務所所属のタレントといえど、ジャニー氏の疑惑は作品と何ら関係ない。とはいえ、生前のジャニー氏の存在が「大きすぎた」がゆえに、その死後に所属タレントが出演する大河にあらぬ声が上がってしまっているのもまた事実である。

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