富谷市の新図書館計画 事業費拡充求め市民ら署名活動

宮城県富谷市が2022年度の開館を目指す富谷市民図書館(仮称)を巡り、市民有志や研究者らが「富谷市民図書館を応援する会」を設立した。事業費8億円規模とする市の計画に対し「人口約5万2000の割に少額」として、拡充を求める署名活動を始めた。
 署名文書で同会は、宮城県気仙沼、名取、多賀城各市に近年整備された公立図書館の建設費がいずれも20億円程度と指摘。「少なくても12億円程度の予算が必要」と敷地面積の拡大とともに訴える。
 また、18日告示された富谷市議選(25日投開票)の立候補者21人には、新図書館の在り方を尋ねる公開質問状を8日に送付。寄せられた回答を順次、会のウェブサイトに掲載している。
 同会は「長年住民が待ち望んでいた新図書館づくりを応援したい」と、市が9日に始めた建設費寄付事業への協力も呼び掛ける。
 連絡先は、富谷市民図書館を応援する会ファクス022(774)1410、メールtomiya.ouen@gmail.com

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