寒くても脳を活性化させる「6つの朝習慣」

誰しもが朝型人間というわけではありません。朝、何度も目覚ましをスヌーズにしてしまう人であれ、ベッドからすぐに飛び起きられる人であれ、その日の課題に取り組む前には脳のちょっとしたウォーミングアップを必要とします。強いカフェイン飲料をがぶ飲みするのも効果的です。しかし、過去の研究によると、いったんカフェイン中毒になってしまうと、最終的には、禁断症状を恐れてスターバックスに足繁く通い詰める結果になるそうです。
朝型人間であろうとなかろうと関係なく、1日の仕事に取りかかる前に頭をシャープにする方法があります。
1. 運動
目覚ましのスヌーズボタンを押してもう15分だけ寝ていたいという衝動に駆られるでしょうが、それよりもむしろベッドから起きて運動用の服に着替え、爽快な散歩やランニングをする方がずっと効果的です。運動は脳内を含む全身の血流を増加させます。朝のウォーキングに気が進まないようなら、ダンスやストレッチをして固くなった筋肉を緩めて血の流れを促進しましょう。
2. 適切な食事
モーニングペストリーといった類のものは、実際は逆効果になりかねません。糖と炭水化物はエネルギーを短期的かつ一時的に上昇させますが、あとに続く急降下は、疲労感と空腹感に繋がり、集中も困難になってしまいます。もし、出勤途中にドーナツやトーストペストリーをほおばるのを習慣にしているのなら、ぜひその代わりにヘルシーな軽食をたずさえて出勤してみましょう。
3. 寒くする
暖かい家で起床し、暖かいシャワーを浴びるほうが気持ちはいいかもしれません。しかし、そのような暖かさは眠さを解消するには効果的ではありません。すばやく目覚めるためには、氷のように冷たい水で洗顔し、もし勇気があるならば、数秒間水が温まる前の冷水シャワーを浴びてみましょう。そして、着替えて外に出たら、しばらく車内を寒いままにしておき脳を覚醒させましょう。
4. 光を取り入れる
暗い部屋で起床しては、覚醒がもっと困難になります。目覚ましが止まったらブラインドを開け、できるだけたくさんの日の光を部屋に入れましょう。日光を浴びて、脳にもう起きる時間だと知らせるのです。できれば、モーニングコーヒーを飲んで、数分間日光を浴びましょう。
5. 十分な睡眠を取る
夜遅くまでプロジェクトに取り組んだり、夜更かししてテレビ番組を見たりしないで早めに就寝しましょう。必要な睡眠時間は人それぞれですが、自覚も無いまま睡眠不足で苦しんでいる人は多いのです。睡眠不足が続くと、記憶力低下、抑うつ状態、免疫力低下を招き、病気になるリスクを高めてしまいます。
6. スケジュールを変更してみる
朝、疲労感を感じるようなら、自分のスケジュールがうまく機能していないことを認めましょう。起床時間を30分遅くできるようにスケジュールを変更してみましょう。たとえ、そのことによって仕事が終わる時間が30分遅くなったとしても。もしくは、15分長く寝ていられるよう、午前中の活動のいくつかを夜に変更してもよいです。
多くのプロフェッショナルたちにとって1日の始め方は課題なのです。頭をもっと冴え渡らせるために社内活動のスケジュールを少しだけ変更することで、疲労感を克服し1日をいい状態でスタートできるのです。
Jump-start Your Brain With These 6 Morning Habits|Inc.
John Boitnott(訳:Conyac)
Photo by Shutterstock.

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