寒・美な眺め 仙台・7日連続冬日で三居沢の滝に氷柱

冬型の気圧配置が続く県内は、29日も各地で厳しく冷え込み、22の観測地点全てで冬日を記録した。仙台を含む10地点では今季最低を更新。仙台の冬日は7日連続となった。
 放射冷却現象の影響で最高気温も伸びず、仙台は1.4度と平年を3.6度下回った。栗原市駒ノ湯は氷点下5.7度、大崎市川渡は同3.6度だった。
 仙台市青葉区荒巻の三居沢不動尊では、滝が凍って氷柱を作りだし、天然の造形美を見せている。同区八幡の斉藤すず子さん(70)は「散歩しながら滝を眺めるのが楽しみ。ことしは氷柱が早くできたんじゃないかな」と話していた。
 強い冬型は来月3日ごろまで続くため、30日以降も県内は気温が低いまま。仙台管区気象台は路面や水道管の凍結、健康管理に注意するよう呼び掛けている。

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