小林可夢偉をスポーツ観光マイスターに任命

観光庁の「スポーツ観光マイスター」に任命されたF1ドライバーの小林可夢偉(BMWザウバー・フェラーリ)が29日、東京・霞が関の同庁で溝畑宏長官から任命状を受け取った。
 「特にアジア各国はF1を国際観光に使っている」という溝畑長官。小林は「海外からいろんな人が鈴鹿にF1を見に来ることを目標に、日本の良さを伝えていきたい」と任務に意欲を示した。
 スポーツを媒介に日本への観光をPRする同マイスターには、過去にレースドライバーの寺田陽次郎氏や冬季五輪スキー金メダリストの荻原健司氏らが任命されており、小林は9人目。次戦「フジテレビ日本GP」(10月8~9日、三重・鈴鹿サーキット)で「ぜひ優勝を」と長官から激励された小林は、「いい走りができれば結果はついてくる」と健闘を誓った。

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