小池知事の「政治の駆け引き」を批判 「命に関わる論議」の暴露…読売テレビ解説委員長

読売テレビ・高岡達之解説委員長が8日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。神奈川県の黒岩知事が緊急事態宣言の2週間延長が決まる舞台裏について、小池都知事からの埼玉県知事、千葉県知事への“ウソ”の根回したがったと明かしたことについて言及。黒岩知事の暴露が事実であれば、「政治の駆け引きに使っちゃダメ」と小池都知事を批判した。

 宣言延長については「(市民の)命かかってるから、みんな辛抱したんです。政治の駆け引きに使っちゃダメでしょ」と批判。黒岩知事の“告発”については「政治家としてどうなんだ、と賛否がある」ことを理解した上で「私、全然いいと思います。命にかかわることの論議を、裏がこんなことがあった、って言ったっていいと思います」と主張した。

 一方で、「小池知事はどうおっしゃるのか、というのは我々、聞かなきゃいけない。(あくまで)黒岩さんがご説明した中身なんで。本当にそうおっしゃったのか、そうじゃないなら。小池知事、おっしゃっていいと思います」と話した。

 黒岩知事は、小池知事に対し、宣言延長の国への要請について、神奈川県として賛成の態度を表明していなかったにもかかわらず、千葉の森田知事も埼玉の大野知事に対しても「黒岩さんが賛成する」と言ったと説明していたと暴露。小池知事に抗議したところ、「先走ってしまった。ごめんなさい」と非を認めたという舞台裏を明かしていた。

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