ディスコは3月26日、「ブラック企業」と「ホワイト企業」についての調査結果を発表した。調査は2月8日~14日、2019年卒者(2019年3月卒業予定の大学4年生/理系は大学院修士課程2年生含む)750人および2020年卒者(2020年3月卒業予定の大学3年生/理系は大学院修士課程1年生含む)750人を対象にインターネットで行われた。
企業選びの際の意識として、「『ブラック企業』を気にした(している)」2019年卒者は85.6%、2020年卒者は91.1%、「『ホワイト企業』を気にした(している)」2019年卒者は49.6%、2020年卒者は53.7%となった。
ブラック企業の調べ方は、「クチコミサイト」(2019年卒者92.0%、2020年卒者89.3%)「就職情報サイトで企業情報(募集要項等)を確認」(同45.5%、44.6%)、「その企業の社員の様子から察する」(同41.1%、28.9%)、「WEBで『社名+ブラック』で検索」(同35.1%、27.9%)、「社会人の先輩に評判を聞く」(同27.6%、25.3%)が多く選ばれた。
ブラック企業を疑った企業の態度や様子を2019年卒者に聞くと、「社員が疲れている」(46.8%)、「企業規模の割に大量採用」(41.2%)、「圧迫面接」(38.0%)、「ダイレクトメールが頻繁に送られてくる」(34.7%)、「内定が取りやすい(選考ステップが少ない)」(33.6%)が上位となった。