就活費用平均は12万2,000円【ソフトバンク】 地方学生がハンデを感じたトップ3は「時間」「情報」「経済面」 (CAREERzine)

 ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社が運営する『就活ライブチャンネル2012』は、一都三県以外に住み、一都三県に本社がある企業へ就職活動を行った大学4年生に対し、遠距離就活に関する調査をした。
 希望していた就職先と実際に決まった就職先を尋ねると、地方企業(地元に本社がある企業)を希望していた218名は、決定先が「地方企業」42.7%、「一都三県企業」15.1%、「まだ決まっていない」42.2%となった。一都三県企業を希望していた182名は、決定先が「地方企業」17.0%、「一都三県企業」36.8%、「まだ決まっていない」46.2%となり、どちらを志望しているにせよ、地方学生の4割が就職が決まっていない状態だ。
 一都三県で就活中、どこに宿泊をしていたか、経験したものを複数回答で尋ねると、もっとも多かったのは「宿泊をせずに日帰り」で64.0%、続いて「ホテルに泊まる」42.5%、「インターネットカフェに泊まる」は11.8%となった。
 実際にかかった就職活動費を自由回答で尋ねると、もっとも多かったのは「10万円~15万円未満」(24.3%)で、就職活動費の平均金額は12万 2,000円に。居住地域別で平均金額みると、北関東でもっとも低く9万9千円、中国・四国・九州・沖縄地方でもっとも高く15万円となり、地域で5万円以上の差が出ている。
 一都三県の学生と比べてハンデを感じた部分を複数回答で尋ねると、1位「活動時間」(64.5%)、2位「情報量」(57.0%)、3位「経済面」(56.5%)となった。
 本調査は、2010年11月14日~11月18日の5日間、一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)以外に住み、一都三県に本社がある企業へ就職活動を行った大学4年生を対象に、計400名の有効回答を得ました。

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