資生堂は3月15日、一般企業の新卒採用面接官を対象とした「男子就活生の髪型調査」の結果を発表した。調査期間は2月8日~10日、調査対象は現在または過去3年以内に新卒採用の面接官として関わった20代~70代の個人で、有効回答は645人。
○最も印象が良い髪型は「ツーブロック」
新卒者の採用で第一印象が選考に影響するか尋ねたところ、面接官の95.5%が「影響する(影響する+やや影響する)」と回答。続けて髪型は面接での第一印象に影響を与えるか聞くと、80.8%が「影響する(同)」と答えた。同社は「就活生にとってのヘアスタイルは、一生を左右することにもつながる重要な課題」と指摘している。
男子就活生の20種類の髪型写真を提示し、最も印象が良いとされる髪型を選んでもらったところ、「爽やかツーブロック」が1位(1位投票25.7%)を獲得し、特に50代面接官の半数(50.0%)から支持を得た。回答者からは「仕事に取り組む姿勢を感じられる。前向きな姿勢を感じる」(男性66歳/農林・水産)といった意見が寄せられた。
以下、2位は「オールマイティ短髪」(1位投票15.3%)、3位「ほど良いラフ感」(同9.0%)と続いた。
一方、ワースト1位の髪型は「前髪が重いパーマヘア」で、面接官の30.4%が印象が最も悪い髪型として選んでいた。次いでワースト2位「明るめの茶髪」(ワースト1位投票18.6%)、同3位「前髪が重いボリュームヘア」(同11.3%)となった。
業界別ランキングでは、「爽やかツーブロック」を1位に選んだ業界が5業界、「オールマイティ短髪」を1位に選んだ業界が3業界だった。