元TOKIOの山口達也氏(51)が「株式会社山口達也」を立ち上げたことが24日に分かった。会社のHPおよび自身のツイッターも開設。HPでは「『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました」と公表した。 【写真】HPに掲載された山口達也さんの近影 会社のHPのトップ画面に自身の写真を掲載し「私がこの度患っている『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました。この病気と一生付き合って行こうと決めました。この病気を克服する方法はただ一つ、『アルコールを一生一口も飲まない』ことです」とつづられている。 会社の事業内容は各種依存症者向け講演活動や企業向け各種危機管理セミナー、SDGs活動のアドバイザー。“再始動”へ向け資格も取得し、2022年3月に「ASK認定 飲酒運転防止インストラクター資格」、同年6月に「JDAP認定 メンタル心理カウンセラー資格」、同年10月に「ASK認定 依存症予防教育アドバイザー資格」を取得したことも明かした。山口氏は「これまでの経験を活かし『アルコール依存症の周りにいる方々』、『依存症全般』に対する講演活動、また自分の経験を活かした『企業向けの危機管理セミナー』開催したいと考えています」とコメントしている。 山口氏は「2018年、2020年に私が起こしてしまった事件、事故につきまして、誠に申し訳ございませんでした。改めてお詫び申し上げます」と謝罪。そして今は何故このような事態を招いたのか深く反省を続け、自戒をしつつ日々過ごしております。当時の私は、社会的影響力が強い立場でありながら、私に関わる全ての人々の信頼を損ね、又その報道を通じて多くの方々に不快な思いをさせてしまいました。どれだけ謝罪をしても、犯した罪を消せる訳ではありません。犯した罪を真摯に受け止め、同じ過ちを犯さぬよう歩んでいく所存です。重ねてお詫び申し上げます」とメッセージを寄せた。 山口氏は2018年4月に未成年女性に対する強制わいせつの容疑で警視庁に書類送検。その後ジャニーズ事務所を契約解除となり「TOKIO」も脱退した。そして20年9月には酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。