山形・寒河江の特産品PR 仙台に来月アンテナ飲食店「冷たい肉そば」提供、夜は地酒やワイン

山形県寒河江市の特産品PRや交流人口拡大、移住促進を図るアンテナショップ型飲食店「さがゑもん」が9月2日、仙台市青葉区二日町にオープンする。寒河江市出身の後藤広晴さん(41)が営む青葉区の広告企画会社が出店し、店の一角に市の情報コーナーを設ける。
 建物の1、2階に入居し、延べ床面積約55平方メートル。昼は「冷たい肉そば」や「肉中華」、夜は寒河江の伝統野菜を使ったおでん、豚肉の「やきとり」、地酒やワインをメインに提供する。市はコーナー設置費を負担し、イベントや名所、UIターンの情報を伝える。
 後藤さんは、仙台圏在住の寒河江市出身者らでつくる「仙台寒河江会」のメンバー。仙台でのアンテナショップを構想する市の呼び掛けに応えたという。「寒河江の知名度向上が道半ばだと感じた。魅力のアピールを工夫したい」と話す。
 佐藤洋樹市長は「寒河江と仙台をつなぐ架け橋のような場所になればいい。仙台からは日帰り圏なので寒河江にも気軽に足を運んでほしい」と期待を込める。
 住所は青葉区二日町11の17。営業は午前11時~午後2時半、午後5~11時。(夜は9月17日から営業)。日曜定休。連絡先は、さがゑもん080(4512)8459(9月中)。

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