7日放送、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」では、「山根会長 5時間説教”全音声”女性職員決死の告発」と題し、日本ボクシング連盟の元職員が収録したという音声データの一部を公開した。
3年前に収録されたという音声データは、女性の元職員が同連盟・山根明終身会長から受けたという5時間にも及ぶ説教の様子。その内容は元職員が定時で帰宅をしたことに山根会長が腹を立てたというものだという。
「俺、あんたと定時5時半いう話はしていないで、それ」と迫る山根会長に、元職員が「言いました」と答えるや、同会長は「残業とかつけられへんけど。遅くなる時もあるというを言ってある」と言い返し、次第に語気が荒くなる。
さらに元職員が「十分に」などと言いかけると、山根会長はこれを遮るように「だから十分にしてる。俺みたいに情のある男、誰がおるの?俺から言ってやっとるやんか」と捲くし立てた。
また、元職員が「『お先に失礼します』って言って声かけて帰りました」と話すと、山根会長は「いや俺は聞いてません。俺はあんたに何をキツいこと言ってるの?」と語ったが、元職員が定時で帰宅した理由は、同会長から受けた日々のパワハラでストレスを溜め、体調を崩したことによる通院だったという。
音声データの中には、「夜の診察の時間をたまたま先生が・・・」と説明しようとした元職員に対し、ここでも山根会長が言葉を遮って、「夜はとか関係ない話や。『私は5時半が定時や』となってくると色んな面を変えんならんことが出てくんねん。分かる?条件も全部変えてまうど、そうなると。俺は最高のことをしてやってる」などと激高した様子も収められていた。