「2022年 エランドール賞」
1956年にスタートした「エランドール賞」は、優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度。「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られる。
なおコロナ禍の為、本年の授賞式式典は中止となった。(modelpress編集部)
「2022年 エランドール賞」受賞者一覧
【新人賞】
・仲野太賀
2021年は「コントが始まる」(日本テレビ系)、「#家族募集します」(TBS系)、映画「すばらしき世界」「あの頃。」など数々のドラマや映画に出演、今後のさらなる活躍が期待される実力派俳優。
・江口のりこ
2021年には「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京系)、「SUPER RICH」(フジテレビ系)と立て続けに主演を務め、「ドラゴン桜」(TBS系)や「その女、ジルバ」(東海テレビ)でも存在感を発揮。2022年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合)にも出演し、さらなる活躍が大いに期待されている。
・柳楽優弥
2021年は映画「HOKUSAI」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」、ドラマ「二月の勝者―絶対合格の教室―」(日本テレビ系)で主演。ビートたけし役を演じた「浅草キッド」(Netflix)も大きな話題となっており、2022年もさらなる活躍が期待されている。
・川口春奈
2021年「着飾る恋には理由があって」(TBS系)では主演を務め、SNSにとらわれるインフルエンサーという現代的な役を見事に演じた。YouTubeチャンネルの登録者が150万人を超える人気コンテンツとなっていたり、2021年末に放送された「NHK紅白歌合戦」では紅組司会の大役を見事に務め上げた、今、最も注目を集めている女優の1人。
・山田裕貴
2021年にはドラマ「青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー」(カンテレ・フジテレビ系)、「ここは今から倫理です。」(NHK総合)、「特捜9 season4」(テレビ朝日系)、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)、「志村けんとドリフの大爆笑物語」(フジテレビ系)など話題作へ次々と出演。さらに映画「ヒノマルソウル ~舞台裏の英雄たち~」「東京リベンジャーズ」「燃えよ剣」といったヒット作でスクリーンを沸かせた。独特の存在感と個性で俳優としても大きな飛躍を遂げた。
・広瀬アリス
2021年はドラマ「知ってるワイフ」(フジテレビ系)、「ラジエーションハウスⅡ」(フジテレビ系)、映画「地獄の花園」など話題作に次々出演。専業主婦からヤンキーOLまで幅広いキャラクターを演じきり、その演技力が高く評価された。
【プロデューサー賞】
<映画>
・「花束みたいな恋をした」孫家邦(リトル モア)、菊地美世志(フィルムメーカーズ)
普遍的な恋愛映画が作り難い現代において、恋人ふたりの関係性に、5年間の時間という要素を掛け合わせ、秀逸なオリジナル作品に仕上げた。多くの観客の共感を呼び大ヒットを飛ばした。
<テレビドラマ>
・「青天を衝け」菓子浩(NHK)、福岡利武(NHK)
幕末から明治・大正・昭和に亘って近代日本の礎を築いた渋沢栄一の波乱万丈の生涯を見事に描き上げ、視聴者に未来への希望を示した。
【プロデューサー奨励賞】
<映画>
・「東京リベンジャーズ」岡田翔太(フジテレビ)
人気漫画の原作を実写化し大ヒットを飛ばした。当代きっての若手人気俳優を集め実写版としての魅力を存分に発揮した。
<テレビドラマ>
・「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」藤森真実(NTV)
漫画原作をもとに時にコミカルに、時にシリアスに交番勤務の女性警察官のヒューマンドラマを描き、多くの視聴者の共感を呼んだ。
【特別賞】
・「ドライブ・マイ・カー」製作委員会
村上春樹の短篇小説を原作に、見事な映像化に成功した作品。カンヌ国際映画祭4部門受賞をはじめ、国内外で輝かしい評価を獲得している。