岩手、焼却灰から高濃度セシウム 処理施設2カ所で

 岩手県は1日、県南部の一関市と奥州市のごみ焼却処理施設で焼却した灰から、最終埋め立て処分できる国の基準値(1キログラム当たり8千ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。県は6月下旬、県内19カ所のごみ焼却施設の放射性物質濃度を調査するよう市町村に指示。1日までに報告があった18カ所のうち、一関市の処分場から最大で3万ベクレル、奥州市で1万500ベクレルが検出された。

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