元経産官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏(59)が14日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜1・55)に生出演し、レジ袋の有料化について疑問を呈した。
番組が男女各100名にアンケートをしたところ、レジ袋有料化を「続けるべき」が37.5%、「無料に戻すべき」が41%、「どちらとも言えない」が21.5%だったという。
これに対して、岸氏は「そもそもレジ袋有料化っていう政策は間違ってると思います」とキッパリ。「政策っていうのは本来達成したい目的があって。当初このレジ袋有料化はプラスチックゴミの海洋投棄が多いよねってことで導入された経緯があるんですけども、プラスチック袋ってプラスチックゴミ全体の中で割合は非常に少ない。これをやっても効果ないんですね」と説明した。
さらに「2番目の政策目的として、多くの国民に環境問題の意識を持ってもらおうと。もしそれならば、もう達成したわけですよ。今は環境問題やSDGsが当たり前に議論されるようになってますから。だから、継続する必要がない」と持論を語った。