島田飴まつり心待ち 宮城・大和で14日

 宮城県大和町吉岡に伝わる縁結び行事「島田飴(あめ)まつり」が14日、吉岡八幡神社を主会場に開かれる。会場で販売される島田飴の製造は着々と進んでいる。
 島田飴は花嫁の高島田の髷(まげ)をかたどった飴細工で、良縁に恵まれるといわれる縁起物。地元の職人とボランティアの15人が、砂糖を煮詰めた飴を石製の型でこねて成形するなどし、10月から手作りしてきた。
 例年、売り切れで買えない人がおり、今年は前年比500個増の1500個を作る。まつり当日の午前10時から神社境内で引き換え札を販売する。先着順。1個1000円で1人3個まで。一口サイズの袋入り「喜利飴」(300円)もある。
 恒例の花嫁行列は同時刻から、吉岡地区の商店街を練り歩く。児玉雅充まつり実行委員長は「少しでも多くの人に飴を届けようと頑張って作った」と話している。

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