川口春奈〝令和のCM女王〟の力量 断トツの33社起用「幅広い層への訴求力」 「打ち切り女優」の逆境をはね返し盤石の無双状態

令和のCM女王は、やはり川口春奈(29)が輝いた。ニホンモニターがこのほど発表した「令和タレントCM起用社数ランキング」=令和元年~5年(2019~23年)=で堂々の1位となったのだ。

19年5月~23年12月までにテレビCMに出演したタレントの起用社数ランキングだが、川口は33社に起用されて1位となった。

2位は今田美桜(27)の29社、3位は渡辺直美(36)と本田翼(31)の27社、4位は芦田愛菜(19)の26社と続く。

「川口さんは断トツです。しかも、起用企業も味の素やカシオ計算機、カルビー、熊谷組、日本製鉄、ニデック、はま寿司などさまざまな業態からオファーを受けている。これは幅広い層への訴求力があると社会的に認められているという証左に他ならず、好感度の高さを表しています」と広告代理店関係者は指摘する。

まさに川口の躍進は令和になって始まったと言っても過言ではない。

「かつては主演ドラマの低視聴率に苦しみ、〝打ち切り女優〟なんて不名誉な称号で呼ばれたこともありました。そんな逆境をはね返すきっかけとなったのが20年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』でした。沢尻エリカの不祥事降板の代役で起用されたのですが、難しい役をしっかり演じきった。その力量が認められたかたちです」とテレビ誌編集者。

実際、19年のCM起用社数ランキングでは、川口の名前は入ってこない。女性タレントのトップは渡辺直美だ。その後、広瀬すず(25)が席巻した20年前期に起用社数7社でランクインし、その年末には10社。本田翼が活躍した21年で11社。芦田愛菜がトップに輝いた22年に16社で2位につけ、「silent」(22年、フジテレビ系)のヒットを受けて、23年でついにトップに立っている。

「バラエティー番組やユーチューブでみせる飾らない一面も人気の理由です。ドラマで実績をつけ、バラエティーで人柄も知られるようになり、ファッション系のインスタグラムも人気が高い。女性層からの支持が厚いのが、彼女の強みでしょう」と先の広告代理店関係者は話す。

盤石の無双状態だ。

タイトルとURLをコピーしました