巨大スイカコンテストに福井の浜中さん優勝 あわらのJA

栽培したスイカの重さを競う「第十回素人ジャンボスイカコンテスト」の審査会が十四日、あわら市牛山のJA花咲ふくいファーマーズマーケット「きららの丘」であり、重さ七十三キロのスイカを出品した福井市白方町の農業、浜中広之さん(73)が優勝した。
審査会には十四の個人と団体が出品。優勝した浜中さんは、弟の憲一さん(68)が昨年七十一キロで優勝し、今年も参加すると聞き、スイカも栽培するプロとして負けじと“初参戦”した。
浜中さんは「弟にも勝ったし、来年は過去最高の九十一キロ以上を目指す」と会心の笑み。六十五・五キロで連覇を逃した憲一さんは「あっちはプロ。悔いはない」と言いつつ、「百キロを超すまでは参加をやめない」と宣言した。
坂井北部丘陵地の特産のスイカをPRしようと、きららの丘に出荷する農家らでつくる「きららの丘の会」が毎年開催。今年は県内外の二十四の個人と団体がエントリーした。

(中田誠司)
◇上位入賞の皆さん (1)浜中広之(福井市白方町)七十三キロ(2)浜中憲一(同)六五・五キロ(3)藤田ユミ子(あわら市清王)五十九・五キロ

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