市内で核爆弾を爆発させたら罰金

 ジョージア州、ニューメキシコ州、アリゾナ州と紹介してきた「アメリカ横断 本当にあるおバカ法律」。デブは飛行機に搭乗拒否される法律もあれば、サボテンを折ると懲役になる法律、挙句の果てはバカだと選挙に参加できないという法律など、奇妙極まりないものがたくさんあった。そして、このシリーズもいよいよ最終回。最後はあのハリウッドで有名なロサンゼルスを抱える「カリフォルニア州」のおバカ法律だ。
 カリフォルニア州はアメリカ合衆国の州のうちでは最大の人口を誇り、大統領選の選挙人数も最多である。こんな州ならば法整備もきちんとなされていると思えそうだが…それは、甘い!膨大な人口を有すればこそ、おバカ法律のスケールもアップされていくのだ。例えば、こんな法律がある。
・プールの中で自転車を漕ぐ事を禁止(浴槽においてはその限りではない)
 一体、誰がこんなことをするのだろうか。水の中で自転車を漕ぐなんて何かのスポ根漫画の特訓ですら出てこない状況ではないだろうか。そして、補足説明で浴槽は許可されているが、そんな大きな浴槽があるのだろうか。やはりアメリカは浴槽もビッグサイズなのか。しかし、プールと浴槽の違いについて疑問が残る法律である。
・犬猫は許可なしに交尾禁止
 「そこの犬太郎さんと犬子さん!許可なしで交尾は禁止ですよー!」って、言葉が分かるわけがないだろう。どのようにして許可申請をしているのだろうか。そうかアメリカはテクノロジーが発展しているから犬や猫とも言葉を交わせるようになっているのだな。そうか、そうなんだ…ってそんなわけあるかい!
・市内で核爆弾を爆発させたら、500ドルの罰金
 平和のための素晴らしい法律ではないか。いや、少し考えて欲しい。誰が核爆弾を所持しているのだろうか。一般民間人で核爆弾なんて持っていたら、それだけで大問題ではないだろうか。しかも500ドルというと5万円程度の罰金で済んでしまう。この法律は逆に問題なのではないだろうか。
 さすが最大人口の都市だけあり、おバカ度のスケールも半端ではなかった。皆さんはどの州の法律が一番おバカと思っただろうか。こちらの「livedoor× デュー・デート アメリカ横断 本当にあるおバカ法律」特集で投票を受付けている。一番と思う法律をtwetterで呟こう。
  『デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』は、この特集で紹介した州を妻の出産を控えたキレやすい男(ロバート・ダウニーJr)と息を吸うだけでトラブルを起こす男(ザック・ガリフィアナキス)が車で横断する物語だ。こちらも半端ではないおバカな映画。ただいま公開中なので、劇場に急いで欲しい。

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