「2010SENDAI光のページェント」(実行委員会主催)が3日、仙台市青葉区の定禅寺通を会場に開幕する。
今回は定禅寺通のみでの開催で、電球55万個は全て消費電力の少ない発光ダイオード(LED)にした。開幕を昨年より9日早めたため、31日までの期間中の人出は昨年より24万人多い300万人を見込んでいる。
期間中、定禅寺通で交通規制が実施される。午後5時20分~8時半、国分町通との交差点は中央の緑道を「光の歩道」として歩行者に開放するため、国分町通を走る車両は定禅寺通を横断できない。また、パレード「サンタの森の物語」が行われる23日午後5~8時は、定禅寺通のうち東二番丁通―晩翠通間が車両通行止めになる。
◎県産食材をPRほっとスペース/キリン宮城支社
「2010SENDAI光のページェント」の開幕に合わせ、キリンビール宮城支社(仙台市)は3日、恒例の飲食コーナー「KIRINほっとスペース宮城」を仙台市青葉区の勾当台公園市民広場に開設する。25日まで。
ストーブをたいた大型テントの中で、ホットワイン、ビールなどのドリンク類、県産食材を使ったフードメニューを提供する。ページェントを訪れた人に暖をとってもらいながら、県産食材の魅力も発信する。
フードメニューは500円均一で、石巻産カキのフライや大河原もち豚ソーセージ、仙台セリと曲がりネギの芋煮汁などを用意する。開設時間は午後5~10時。宮城支社は「暖かさとおいしさを提供し、ゆっくりとくつろげる空間にしたい」と話す。