全国の30~40代の女性200人に、「平成とともに終了してもいいと思うテレビ番組」というアンケート調査を行いました!(※)
10位から4位までは以下の通り。
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10位 NHKのど自慢 12%
9位 徹子の部屋 13%
8位 ニンゲン観察バラエティ モニタリング 15%
7位 NHK紅白歌合戦 16.5%
6位 パネルクイズ アタック25 17.5%
5位 秘密のケンミンSHOW 18%
4位 輝く!日本レコード大賞 21%
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9位に選ばれたのは、テレビ朝日の平日お昼の顔『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。今年で放送43年目を迎える長寿番組ですが、司会を務める黒柳徹子も高齢のため、そろそろ休んでもよいのでは…という意見がちらほら。
8位の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)は2010年代に放送開始したバラエティ番組ですね。一定のファンを抱える番組ですが、内容がヤラセっぽくて見てられない! と感じる方も多くいる模様。
そして大晦日に放送の歌番組『NHK紅白歌合戦』(NHK)が7位に選ばれています。“大晦日は家族みんなで紅白”という昭和的習慣は、平成が終わろうとしている今、だいぶ廃(すた)れてきているのかも…。同じく年末恒例の歌番組『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)も4位に選ばれていますね。
6位にはクイズ番組『パネルクイズ アタック25』(ABC朝日放送・テレビ朝日系)がランクイン。現在は谷原章介が三代目司会として活躍していますが、2011年に亡くなるまで初代司会を務めあげた児玉清さんの進行じゃないとしっくりこない、なんて方も多いようです。
5位は、2007年から続くバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)。地元あるあるや地方の名物を紹介するスタイルも、10年以上やっていればさすがにネタ切れ感が否めないところ。
そして、意外というべきか、当然というべきか…。トップ3は、ご長寿番組によって占められる結果となりました。
◆3位 24時間テレビ「愛は地球を救う」 22.5%
1978年から続くチャリティー番組『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)が第3位。
最近では「感動の押し売りっぽくて見ていられない」、「チャリティー番組なのに出演者にギャラを払うのはどうなのか」などといった批判が多く聞かれます。
また、今年の24時間テレビでは、お笑い芸人のみやぞんが番組初の試みとなるトライアスロンに挑戦。見事成し遂げたみやぞんの鉄人っぷりに注目が集まりましたが、その裏では「過酷な企画でテコ入れするくらいなら、いっそ放送終了した方がいいんじゃないの?」なんて声も。
◆2位 新婚さんいらっしゃい 32%
そして2位には、1971年から続く『新婚さんいらっしゃい』(ABC朝日放送・テレビ朝日系)が選ばれました。
新婚さんを呼んでトークするというスタイルを貫いて早47年。その変わらない安定感が人気の秘訣ですが、それと同時に、司会の桂文枝(旧名:三枝)のズッコケ芸など、時々ただよう昭和臭がちょっとキツイ、と感じる方も多いようですね。
また、新婚さんということで夜の営み事情についても赤裸々に語られるわけですが、「日曜の昼間からその話題はどうなの?」という意見もあります。
◆1位 アッコにおまかせ! 52%
なんと過半数の方が「平成とともに終わってもいい番組」として名前を挙げ、今回1位に選ばれたのは、1985年から放送されている『アッコにおまかせ!』(TBS系)でした。
「芸能界のご意見番」こと和田アキ子が、ニュースに対してズバリと切り込むところが番組の魅力ですが、そこが同時に苦手ポイントにもなっている様子。良くも悪くも好みのハッキリしやすい番組なのでしょう。
今回のランキングは、トップ10のうち7つがご長寿番組という結果になりました。
実際、あの『笑っていいとも!』(フジテレビ系)ですら2014年に終了したことを考えると、長年愛される番組であっても、時代の流れには逆らえない者なのかもしれません…。
※【調査概要】
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(30代40代女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2018年12月14日
有効回答者数:30才から49才 女性200名