年収1,000万円超の8割がクレジットカード派 – 年間獲得ポイント数は?

カスタムライフは10月28日、「クレジットカードに関する実態調査」の結果を発表した。調査は9月30日~10月2日、クレジットカードを利用している20~69歳の有識男女600名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

はじめに、現金とクレジットカードの使い分けを尋ねたところ、クレジットカード派49.3%、現金派50.7%と両者の割合は拮抗した。

クレジットカード派の割合を年収別にみると、「年収200万未満」では44.4%だったのに対し、「年収200-400万」では52.9%、「年収800~1,000万円」では63.2%、「年収1,000万円以上」では79.3%と、年収が高いほどクレジットカード派が多い傾向に。

クレジットカード派の理由としては、「ポイント(マイル)が貯まるから」(74.0%)が最も多く、次いで「支払いがスムーズ」(70.6%)、「明細が出て管理しやすいから」(21.3%)と続き、クレジットカードのポイントでお得なやりくりをしているユーザーの実態が見て取れた。

また、1カ月のうちで現金を持ち歩かない日があるかを尋ねたところ、約4人に1人(24.2%)が「現金を持ち歩かない日がある」と回答。その内訳を世代別に詳細に見たところ、50代以上で「現金を持ち歩かない日がある」という人はわずか16.7%だったのに対し、20代では31.7%と高い割合に。さらに、そのうち18.3%が「1カ月のうち、10日以上現金を持ち歩かない日がある」と回答したことから、若者の現金離れが浮き彫りとなった。

次に、年間の所持クレジットカードの総獲得ポイント(マイルの場合は1マイル1ポイントで合算)を教えてもらったところ、管理職を除く会社員・公務員は年間平均16,074ポイントであるのに対し、経営者(役員、理事含む)はその約6.5倍にあたる104,200ポイントも獲得していることがわかった。

クレジットカードの所持数と個人年収の関係性を見ると、クレジットカード所持数が4枚以下の平均年収は298万8,473円、5枚以上の平均年収は587万6,085円と、約2倍もの差が明らかに。また、クレジットカードを持っている枚数がわからない人の平均年収は272万247円と、最も低い年収となった。
(CHIGAKO)

タイトルとURLをコピーしました