年収800万円以上の人のお礼や挨拶、電話より手紙を使う傾向が高い!-

デジタルポストは、年収500万円以上の20歳~59歳の有職者を対象に「ビジネス」をテーマとした調査を実施した。調査は11月15日~18日にかけて行われ、300名から有効回答を得た。
○8割が定時より1時間未満早く出社
まず、平均的な出社時間について尋ねたところ、最も多い回答は「30分未満」(43.0%)だった。「0分(定時通り)」「30分未満」「30分~1時間未満」合わせて80.0%が定時より1時間未満早く出社しているようだ。また、年収800万円以上の方が、年収500万円~800万円未満よりも比較的早く出社する傾向にあることもわかった。
○半数は「ビジネス書」を読んでいないことが判明
2013年に入ってから読んだビジネス書の数を聞くと、50.0%が「0冊」と回答した。「1~2冊」は22.3%、「3~5冊」は13.0%だった。また、仕事上での気遣いやビジネスマナー向上のために行ったことがあるものについて聞くと、最も多い回答は「雑誌や新聞を読む」(36.7%)だった。
○挨拶やお礼を伝えるときは「手紙」を重視
次に、クライアントや取引先など社外の人へ仕事上の挨拶やお礼を伝える際に、どのような方法で連絡するか尋ねた。仕事上の業務連絡ではメールや電話が多かったが、挨拶やお礼の場合は「手紙」が2割以上を超えている。「挨拶やお礼はきちんとした手紙の形式で」と考える人が多いことがうかがえる。
また年収別に集計すると、挨拶やお礼を「メール」や「手紙」でと回答した人は、年収800万円以上が年収500万円~800万円未満を上回った。年収が上がるにつれて、挨拶やお礼はきちんと書面で送ろうという心遣いが増えるようだ。
○連絡で心がけることは「正しい敬語使い」
クライアントや取引先など社外の人への連絡で心がけていることについて聞くと、最も多かったのは「正しい敬語を使う」(62.0%)、2位は「誤字・脱字のチェックをする」(58.7%)、3位は「できるだけ早く返事をする」(49.0%)だった。
最後に、自由回答で仕事上の気遣いを尋ねたところ「すべてを先回りして行動(32歳/男性)」、「クレーム処理は速く(48歳/男性)」、「時間厳守(54歳/男性)」、「礼儀・礼節・敬語を徹底的にわきまえる(49歳/男性)」など様々な回答が寄せられた。「相手の立場に立って考える」という回答も多かった。

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