年末年始の発熱患者受け入れ先確保 仙台市が態勢整える

仙台市は27日、新型コロナウイルスの新規感染者数が高止まりしていることを受け、年末年始の発熱患者を診察する医療機関を確保したと発表した。休日や夜間の急な体調悪化の際に相談できる「おとな救急電話相談」(♯7119)も、29日から24時間体制に拡充する。

窓口に相談を

 医療機関は31日が6カ所、1月1~3日が5カ所。施設名は非公表だが、相談窓口の「受診・相談センター」に連絡し、感染が疑われる場合に紹介される。連絡先は同センター022(398)9211。

 仙台オープン病院(宮城野区)では、29日から1月3日の午前8時半~午後10時に発熱患者を診察する。同院への事前連絡が必要。おとな救急電話相談の24時間対応は、29日午前8時~1月4日午前8時まで。

 市感染症対策室の石川邦雄室長は「休診する予定だった医療機関に協力してもらった。診療先は数が限られるので、年末年始は感染対策を徹底してほしい」と話した。

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