b8ta Japan(以下、b8ta 東京都千代田区)は8月16日、国内3店舗目となる「b8ta Tokyo – Shibuya」を2021年11月中に渋谷区にオープンすると発表した。トレンドの発信地である渋谷への出店を通して幅広い層にアプローチしていく狙いだ。b8taは国内3店舗目を渋谷でオープン(画像:リリースより)
b8taとは、15年に米国サンフランシスコ近郊のパロアルトに誕生した体験型ストア。日本には20年8月に上陸し、現在は東京・有楽町と新宿に店舗を構える。「販売」を収益源とせず、インターネットでしか販売していないものや新商品と出合う「体験」を来店客に提供する。来店客の商品に対する関心度合いや商品を体験してみた感想などのデータを出品企業に提供することで稼ぐビジネスモデルだ。
渋谷駅から徒歩1分という好立地にオープンする新店舗のコンセプトは「より進化した体験型ストアを見据えた実証実験店舗b8ta 1.5」。カフェスペースを設置し、食品カテゴリーで提供する体験を充実させる。また、店内での体験と連動するアプリやイベントスペースなど、出品企業と来店客のタッチポイントを生む仕掛けも用意する。カフェスペースなどを設ける(画像:リリースより)
オープン1年で有楽町と新宿の店舗への出品企業数は240社、来店客数は45万人に上っている。b8ta Japan代表の北川卓司氏は今回の出店について「実店舗での体験価値向上のために今どのような機能や体験が実店舗で求められているのかを探っていきたい」とコメントした。