幻日、太陽が「二つ」 牛久で観測

14日夕、牛久市で太陽が二つになる「幻日(げんじつ)」と呼ばれる現象が見られた。水戸地方気象台によると、この不思議な光景は、太陽光が雲の氷粒で屈折・反射して起こるという。
高い所にできる雲は低温で、粒状の氷でできている。そこに太陽の光が入り、離れた場所に別の光(太陽)を出現させる。一般的にその光は本物の太陽より小さく、虹色掛かっているという。“幻の太陽”は、やがて雲の輝きに同化して消えた。 (藤崎和則)

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