【ジュネーブ共同】国連児童基金(ユニセフ)は30日、日本や欧米など「豊かな国」とされる41カ国の教育に関する調査結果を公表した。日本は幼児教育を受けている子どもが91.1%と全体の34位で、多くが100%近い欧州諸国に比べると低位にとどまった。
調査は経済協力開発機構(OECD)や欧州連合(EU)加盟の41カ国が対象。2015年に幼児教育を受けている子どもが99%以上の国は13カ国で、うち11カ国を欧州が占めた。首位はリトアニア(99.9%)で最下位はトルコ(69%)。韓国は35位(90.8%)、米国は40位(87%)だった。