近畿大と大阪歯科大は28日、骨の主成分であるハイドロキシアパタイトをシート状に加工して歯に張るだけで、歯質を強化させることに成功したと発表した。今後、知覚過敏症の治療や小児の虫歯予防などで実用化を目指すという。
研究チームは、アパタイトに高エネルギーの紫外線レーザーを照射し、厚さ5~7ミクロン(0.005~0.007ミリ)の極薄シートを作製。人工唾液(だえき)を吹き掛けながらシートを抜歯した成人の歯に張り付けると、90日後に歯のエナメル質や象牙質とシートが結合、歯の再生が始まったという。
近畿大と大阪歯科大は28日、骨の主成分であるハイドロキシアパタイトをシート状に加工して歯に張るだけで、歯質を強化させることに成功したと発表した。今後、知覚過敏症の治療や小児の虫歯予防などで実用化を目指すという。
研究チームは、アパタイトに高エネルギーの紫外線レーザーを照射し、厚さ5~7ミクロン(0.005~0.007ミリ)の極薄シートを作製。人工唾液(だえき)を吹き掛けながらシートを抜歯した成人の歯に張り付けると、90日後に歯のエナメル質や象牙質とシートが結合、歯の再生が始まったという。