後部座席シートベルト着用、宮城は31%止まり 全国ワースト6位

警察庁と日本自動車連盟(JAF)が昨年実施した全国シートベルト着用率調査で、県内の一般道での後部座席着用率が31・7%にとどまり、全国ワースト6位と低迷した。東北6県では2年連続最下位だった。

 調査は昨年10~12月、全国の一般道と高速道で実施。調査員が目視でシートベルト着用の有無を確認した。県内は一般道19カ所と高速道2カ所で調べた。

 県内の後部座席着用率は前年から1・6ポイント低下し、全国平均を11・2ポイント下回った。都道府県別の最高は岐阜の64・9%、最低は沖縄13・2%。東北は岩手51・5%、山形50・1%、福島49・1%、秋田42・9%、青森37・0%となった。

 県内の一般道の運転者の着用率は99・6%、助手席は98・4%。高速道では運転者が99・9%、助手席が100%、後部座席が85・5%で、いずれも全国平均を上回った。

 後部座席のシートベルトは2008年の道交法改正で着用が義務化された。

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