徒歩漁法の鵜飼い始まる 和歌山・有田川

 室町時代から受け継がれてきたとされる、鵜匠(うしょう)がウと一緒に川の中に入り、歩きながらアユを捕る全国的にも珍しい「徒歩漁法」による鵜(う)飼いが1日夜、和歌山県有田市の有田川で始まった。
 午後8時すぎ、たいまつを手にした黒装束の鵜匠4人が、それぞれ1羽のウを引き連れて川の中に登場。腰付近まで水に漬かりながら伝統の漁法を披露した。
 15隻の屋形船に分乗した観光客は、アユをくわえたウが水面に浮かび上がる光景に見入っていた。8月末まで。

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