復興の今、世界へ発信 宮城教育大が防災講座スタート

宮城教育大教育復興支援センター主催の連続公開講座「宮教大防災ウイーク」が21日、仙台市青葉区のアエル1階アトリウムで始まった。
 初日は市国連防災世界会議準備担当課長の柳津英敬氏らが「国連防災世界会議仙台開催の意義」のテーマで講演。柳津氏は「会議を通じて仙台、東北の復興を世界に発信し、市民の防災意識向上につなげたい」と訴えた。
 センターは東日本大震災後に設立され、被災した教育現場の支援に取り組んでいる。防災ウイークは活動を振り返り、市民と共に震災から3年目以降の支援の在り方を考えようと企画した。
 25日までの5日間、被災地復興や防災に取り組む研究者、NPO関係者らを講師に招き、心の支援や農業復興、子育てなど計15の講座を開催する。参加無料。連絡先は教育復興支援センター022(214)3296。

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