東北応援キャラクター「東北ずん子」を活用したスタンプラリー「しろいし湯めぐり散歩」が、宮城県白石市内で開催されている。市の観光情報サイト「道ナビしろいし」事務局を担う地元の不忘印刷所が企画したスタンプラリーの第3弾。担当者は「冬場の観光客誘致の起爆剤にしたい」と話す。
東北ずん子は東日本大震災の復興支援として東京の企業が制作した美少女キャラクター。今回は小原温泉「ホテルいづみや」「旅館かつらや」、白石湯沢温泉「旅館やくせん」などが初参加し、スタンプ設置場所は飲食店や産直施設などと合わせて12カ所になった。
JR白石駅構内の市観光案内所と参加各店で、スタンプカードを無料配布している。参加店ごとに、東北ずん子をモチーフにしたスタンプを新たに作製した。
集めた数に応じて、東北ずん子のイラストを描いた特製のメモ帳やクリアファイルがもらえる。全12カ所を回った参加者には「完全制覇認定証」が贈られる。
昨年秋の第2弾では、アンケートに回答した244人のうち、関東など東北以外の参加者が45人に上り、約2割を占めた。事務局は「年齢層も幅広く、予想を超えて反応が良かった。今回は温泉に漬かって身も心も温まり、冬場の白石の魅力を堪能してほしい」とPRしている。
スタンプラリーは2月14日まで。連絡先は不忘印刷所0224(26)2070。