心の復興願ってエアギター競演 仙台で日本決勝大会

音楽に合わせてギターの弾きまねをするエアギターの世界選手権大会(フィンランド・オウル市、22~24日)の日本代表を決める日本決勝大会が6日、仙台市青葉区のライブホール「Rensa」で開かれた。
 東京、大阪、仙台であった予選を勝ち抜いて決勝に進んだ15人が出場。ロックのリズムに合わせて頭を振り回したり、歯で弦をはじくまねをしたりするなど個性的なパフォーマンスを繰り広げ、約300人の観客を盛り上げた。
 審査の結果、京都府向日市の会社員斉藤岳人さん(35)が初優勝を果たした。斉藤さんは「仙台からもらったパワーを糧に世界一になりたい」と語った。
 決勝に先立って同日行われた仙台予選には10人が出場。青葉区の団体職員入江徳子さん(56)と、県の観光PRキャラクター「むすび丸」が決勝に進んだ。主催した日本エアギター協会会長で放送作家のかながわIQさんは「心の復興を目標に、これからも仙台で大会を開きたい」と話した。

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