忠犬ハチ公の孫、仙台で「すき焼き」にされた

終戦から3年余り後の1948年12月9日付朝刊に「あわれスキ燒(焼)に 忠犬ハチ公の孫殺さる」との見出しで、事件記事として掲載されていた。

 記事によると、この犬は「大柄な赤毛の秋田犬」で名前は「鉄」。男が鉄を盗んで仲間と共にすき焼きにして食べ、仙台南署に占有離脱物横領罪で摘発されたと報じている。

 記事には鉄が「仙台市田町」で飼育されていたとある。現在の青葉区五橋2丁目に当たる。

「ハチ公の孫」の消息を伝える河北新報の記事(一部を加工しています)

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