性加害の被害者が想像できない人数に及びそうなジャニー喜多川氏

創業者で事務所の前社長・故ジャニー喜多川氏の性加害問題で大激震のジャニーズ事務所だが、このところ、女優の広末涼子のW不倫騒動や俳優・永山絢斗の薬物事件による逮捕にニュースの〝主役〟を譲ってしまっている。

 「6月12日には外部の有識者で結成された再発防止特別チームのメンバーが会見。とはいえ、調査終了までのメドはまったく立たず、ジャニー氏の性被害者が何人いるかなどを正確にあぶり出すことはしないというから、調査結果もまったく期待できない」(会見に出席した記者)

 そんな中、17日にTBS系で放送されたニュース・報道番組「報道特集」は衝撃の新事実を報じた。
 同番組は、演歌歌手として今も現役で活動しながら、都内でカラオケ教室を開いている79歳の秋本勇蔵さんを取材。現在、ジャニー氏が生きていれば91歳だから、秋本さんは一回り違いの12歳年下だ。

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 秋本さんがジャニー氏と出会ったのは、ジャニーズ事務所ができる前の1962年。当時18歳だった秋本さんは、東京・豊島区にあった「新芸能学院」に住み込み、歌を学んでいたという。

 ジャニー氏は後にデビューする4人組グループの初代「ジャニーズ」と同学院に預け、秋本さんはメンバーたちとレッスンに励んでいたというが、ある夜、秋本さんが1人で部屋に寝ていたところ、ジャニー氏が入ってきて体を触ってきたそうで、秋本さんは「『何するんだ』と蹴飛ばして騒いで。もうジャニーさんはビックリして…その程度しか覚えていないですね」と振り返った。

 秋本さんは被害を免れたが、被害に遭った少年は他にもいたと同学院の社長から聞いたそうで、社長は怒り、ジャニー氏を追い出そうとしたところ、ジャニー氏は「ジャニーズ」とともに独立してしまったというのだ。

 「亡くなる57年前の時点ですでに性加害をしていたことが判明。おまけに、少年ばかりが被害者だと思っていたら、自分と年齢が近い男性もイケたようだ。被害者は2500~3000人とも言われているが、その倍、いや、もはや想像できない人数に及ぶのでは」(芸能記者) 今後、続々とジャニーズ事務所設立以前の被害者が証言をするかもしれない。

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