「愛社されている企業と愛社されていない企業ランキング」(キャリコネ調べ)が発表され、愛されている企業1位は「三菱商事」で、愛されていない企業1位が「USEN」だった。
1位・三菱商事の海外営業を担当する男性社員(30)は「給料は満足しています。査定は一部実力主義があるけど大体は年功序列で上がっていってます」という。 年収は900万円で、査定は一部実力主義も、ほぼ年功序列という。また福利厚生にも満足しているそうだ。
愛社されているランキング2位は住友商事、3位旭硝子、4位三菱UFJフィナンシャルグループ、5位三井物産と続いた。
その一方で、より興味が沸いて来るのが愛社されていないランキング。1位USENの営業部門の女性社員(23)は「どの部署も帰りは終電なので、体力勝負でタフさが必要。ちなみに残業は月100時間をこえますが、30時間までしか残業代はつきません」と不満タラタラ。
2位ヤマダ電機も「連続休暇もとることができず、有給消化などまったくできない。勤務時間も8時から24時で、月4回休みはひどすぎる」と店舗スタッフの男性社員(34)。
ランキングは3位大塚家具、4位レオパレス21、5位日本システムウェアと続いた。サービス業などで不満が多かったようだ。
これはキャリコネのデータから「年収への満足度」「仕事のやりがい」「キャリアパスの公平さ」「労働環境」など7指標に基づいて満足度を数値化して、会社ごとに集計した結果だ。登録データが10件以上ある企業133社を抽出し、その登録データ3783件をもとに、7指標の合計点を集計したもの。